ハイブリッド種から高級種への転換
ワインを買うときに私が気をつけているのが、口コミです。
実際にワインを購入して飲んだ人、お店によっても同じワインでも味が違います。
ですから、ワインの通販の口コミとかそうゆう情報を集めて買ったりします。
第一次大戦後のアルザスのブドウ栽培は、まさにハイブリッド種から高級種への転換を至上命題として敢行されなければならなかったのです。
前世紀末にアルザスをブドウ病や悪性の気候条件から護るためにつくり出されたハイブリッド種は、第一次大戦を境に顧みられなくなり、ブドウ栽培者やワイン生産者たちは、再び伝統的なブドウ種によるいっそう高品質なワイン生産へと向かうようになったのです。
むろんそこでは、他のワイン産地同様、醸酵したブドウ汁に色素用のコケモモなどを混入したり、アルコール度を一五ないし一六度に引き上げるためにアルコール自体を添加したり、あるいは入市税納入後にワインを水で薄めるといった、伝統的な悪習に対しても厳しい品質管理の目が向けられたことでしょう。
アルザスにおけるブドウとワインの、量から質の切り換えを方向づける上で決定的な契機となったのが、一九二五年、コルマール近郊のアンゲルシェムで設立された「アルザス・ブドウ栽培者組合」(A.V.A)でありました。